24歳でG1制覇を成し遂げた「眞杉匠(ますぎたくみ)」。
ゆるい印象を受ける今どきの青年ですが、先行力No.1と呼び声高い超一流のトップ選手。これからの競輪界を担っていく存在と言えるでしょう。
そんな眞杉匠の競争実績をはじめ、彼女・年収・愛車・学生時代などプライベートを解説。20年先まで注目すべき逸材なので要チェック!
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眞杉匠とは?
眞杉匠は栃木県宇都宮出身、113期の競輪選手。栃木支部に所属し、宇都宮競輪場をホームバンクに置いています。
公式プロフィールに脚質「逃」と記載されている通り、逃げや捲りの決まり手が多め。打鐘以降の仕掛けで先頭に立つ可能性が高く、軸として車券に入れておくべき選手です。
眞杉匠の公式プロフィール
公式画像 | |
選手名 | 眞杉匠(マスギタクミ) |
生年月日 | 1999年2月1日 |
出身/所属 | 栃木県/栃木支部 |
ホームバンク | 宇都宮競輪場 |
登録期(番号) | 113期(015242) |
身長/体重 | 175.6cm/76.0kg |
ニックネーム | たっくん・たくみ |
今後の出走予定や期別成績を知りたい方は、下記の競輪公式サイトで確認してください。
競輪選手を目指したきっかけ
眞杉匠はプロを目指すほど競輪好きな父の影響を受け、幼少期から競輪は身近な存在。
ただ、自転車好きの少年ではあったものの、当時の夢は”電車の運転手”だったらしい。そんな中、中学ではソフトテニス部に所属しつつ、ゲーセンに通うごく普通な学生でした。
転機は自転車競技の名門「作新学院高校」への進学。栃木支部に所属する選手のほとんどがOBです。
家族の勧めもあり自転車競技部へ入部を決めると、身近な競輪選手に感化されながら本格的に嵌っていきます。
その後、2016年のいわて国体(1kmタイムトライアル)で7位の実績を残し、113期生として2017年5月に競輪学校へ入所しました。
競輪学校時代の成績
競輪学校を技能試験で合格した眞杉匠。
特筆すべき実績は無し。それどころか、意識の高い同期が休日も自主練で汗を流す中、マンガや卓球などで時間を潰す日々を送っていたそうです。
苦手な筋トレの試験でクビになる可能性もあったらしい
- 1着:11回
- 2着:13回
- 3着:11回
- 着外:28回
- 順位:18位
- 卒業記念レース:準決勝進出
113期在籍時の成績は、訓練生68名中18位。また、卒業記念レースは決勝に進めず卒業しています。
同期(113期)で活躍中の選手
近年の競輪学校は優秀な新人選手を多く輩出しており、その象徴とも言えるのが113期。96期以降最多となる”デビュー1年以内に9名がS級昇格”を果たしています。
その主な要因は、元々の才能溢れる選手達が揃っていた事と、自転車競技のナショナルチームと同様の科学的トレーニングの導入。
数年先にはビックレースを制す選手が続出しても不思議ではない”黄金世代”と呼ぶべきでしょう。
ちなみに、同期の「森田優弥(埼玉・113期)」とは互いが認め合う良きライバル。
普段はバチバチに真っ向勝負をする2人ですが、2023年9月の立川G3で初連携を組むと、眞杉匠が残り1周まで先行に徹し森田優弥のG3初優勝に貢献しました。
森田とは今後、前後どちらでもいけるようになればと。同級生で仲もいいので。
次世代の関東勢を牽引する2人の活躍に注目です!
師匠は小田倉勇二。娘が欅坂46という噂も…
眞杉匠の師匠は、2022年春に栃木支部から埼玉支部へ移籍した「小田倉勇二(埼玉・91期)」。移籍後も師弟関係は変わらず続いています。
2人は栃木支部の選手のため、作新学院高校の先輩・後輩という間柄なのは言うまでも無いでしょう。
小田倉勇二といえば、父は元オートレーサーの小田倉照男、嫁は美人ボートレーサーの島田なぎさ。そして、娘はなんと欅坂46「小田倉麗奈」という噂も。
- 父:小田倉照男(元オートレーサー)
- 妻:島田なぎさ(ボートレーサー)
- 息子:高校生(自転車競技部)
- 娘:小田倉麗奈(欅坂46)←噂
中でも気になるのが嫁さんと娘について。
まず、嫁「島田なぎさ」さんですが、別府ミッドナイトのライブ配信にゲスト出演した際、本人(島田)の口から小田倉勇二が夫だと明言。また、司会を務めた星奈美紗希さんのXでも真相を語っています。
次に娘と噂されている欅坂46の小田倉麗奈さん。
父娘に繋がる情報を調べてみたところ、名字が同じ以外は何一つ見つからず。しかも、麗奈さんの出身地は東京都となっているので、赤の他人である可能性が高いかもしれません。
似てるとも言えないし、似てないとも言い切れない。親子だったら驚きだけどw
眞杉匠の彼女・年収・SNSなど
若くしてスター選手へと登り詰めた眞杉匠のプライベートを深堀りしていきます。
眞杉匠に彼女はいる?結婚は?
眞杉匠は彼女や結婚について情報が全くありません。
プライベートを公開するのが嫌なのか、単純に出会いが無いだけなのか…
とはいえ、S級S班に昇格後メディア露出は増加傾向。出会いの場が多くなったはずなので、今後の報告を待ちましょう。
眞杉匠の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2021年 | 33,908,000円 | 27位 |
2022年 | 51,352,000円 | 17位 |
2023年 | 174,429,800円 | 3位 |
眞杉匠がS級1班へ昇級した2021年以降に稼いだ賞金です。
2018年デビューのため4年目で3300万円。6年目には1億円の大台を突破と、年間獲得賞金ランキングの順位を急激に上げてる事が分かります。
24歳で年収1億7000万円を実現できるなんて、競輪選手という職業は夢が溢れていますね…
愛車はアメ車「ダッジ・チャレンジャー」と渋め
前項「競輪選手のきっかけ」で紹介した通り、眞杉匠は幼少期から乗り物が大好き。
成人式直前にはレースの賞金で車を購入をしたらしく、デビュー後から稼ぎが良かった事が分かります。
2022年10月時点での愛車は、アメ車「ダッジ・チャレンジャー」とチョイスは渋め。
新車価格は450万円ほど。1憶円レーサーにしては控えめな価格ですが、部品の消耗が激しく維持費がバカにならないとのこと。お金と時間に余裕が無いと所有は難しそう。
2023年末のインタビューでは「優勝賞金でチャレンジャーを買いたい」と言っていたので、筋金入りのアメ車オタクで間違いないでしょうw
競輪界の車好きといえば深谷知広!過去の愛車遍歴はマジでヤバいですから
眞杉匠のSNS(X・インスタ)
眞杉匠はX(旧Twitter)のみ運用し、フォロワー6000人以上の人気を誇っています。
年々プライベートの更新頻度は落ち、レースの結果報告のみ。そして、2023年12月のグランプリ後を最後に更新はストップしました。
1人の競輪ファンとして眞杉匠の発信は気になるので、フォローしつつ更新再開を待ちましょう。
デビューから現在までの成績
眞杉匠のデビューから現在までの成績を紹介します。初勝利・初優勝など記念レースは以下の通り。
- 2018年7月:デビュー初勝利
- 2018年8月:デビュー初完全優勝
- 2019年11月:S級特別昇級
- 2020年7月:S級初完全優勝
- 2021年6月:バンクレコード(久留米)
- 2022年3月:G3初優勝(名古屋)
- 2023年8月:G1初優勝(オールスター)
- 2023年11月:G1優勝(競輪祭)
- 2023年12月:GP初出場
- 2024年7月:200勝達成
デビュー2年目にS級へ特別昇級
競輪学校を最終成績19位で卒業した眞杉匠は2018年7月3日、函館競輪場で開催されたF2レース(A級チャレンジ予選)でデビュー初勝利をゲット。
緊張で苦しかったが、クビにはならないと思った(笑)
この勝利で肩の力が抜けた眞杉匠は、2日目も勝ち上がり決勝へ進出。完全優勝を期待されますが、3着でデビューシーズンを終えました。
その後、翌月の11日に地元・宇都宮競輪で開催されたF2レース(A級チャレンジ予選)で完全優勝。
A級で順調に成長すると、2019年11月19日に”3シーズン連続完全優勝“を達成。デビュー2年目でS級へ特別昇級を果たします。
久留米競輪場のバンクレコードを記録&G3初優勝
S級昇級後も徹底して先行勝負を続けると、徐々に頭角を現します。
S級2年目の2020年7月6日には、デビュー初優勝と同じく地元・宇都宮競輪場で初のS級優勝をオール1着で達成。
2021年5月4日から京王閣競輪場で開催されたG1「日本選手権競輪」で初の正規参戦を果たすと、決勝で8着の大健闘。
同年6月29日に久留米G3の最終日特選では、上りタイム10.4でバンクレコードタイを記録し世界トップの選手と肩を並べるほどに成長。
2019年5月にオリンピックメダリストの「グレーツァー(オーストラリア)」が記録しています。
2022年3月6日、名古屋G3で初のグレードレース優勝を成し遂げ、デビュー5年目にして関東を代表する選手へと名を馳せていくのです。
飛躍の2023年!G1制覇とGP出場
眞杉匠が関東に留まらず、日本を代表する競輪選手に飛躍した2023年。
2023年8月15日から西武園競輪場で開催されたG1「オールスター競輪」の決勝で、関東勢4車(吉田拓矢・平原康多・武藤龍生)の番手で挑みG1初優勝を達成。
この時点で「KEIRINグランプリ2023」への出場権は獲得していましたが、眞杉匠の勢いは留まることを知らず。
同年11月21日から小倉競輪場で開催されたG1「競輪祭」では単騎で決勝に挑み、先行する南関東勢(深谷知広・松井宏佑・簗田一輝)を捲りきって自身2度目のG1優勝を達成します。
満を持して出場した「KEIRINグランプリ2023」では競輪祭と同様に単騎出走。惜しくも3着に敗れ王者は逃しましたが、強烈なインパクトを残しました。
デビュー6年目でS級S班に所属し、年間の獲得賞金は約1億7000万。ランキングの最終順位は3位と、競輪界を代表する一流選手へと登り詰めたのです。
通算獲得賞金3億円突破も、大怪我の不安は残る
S級S班として更なる活躍を期待された眞杉匠でしたが、2024年1月、練習中に転倒し救急搬送されるアクシデント。
「鎖骨骨折・肩鎖関節脱臼・足の小指骨折」と選手生命を脅かす大怪我を負ってしまいます。
しかし左腕と右足ってどんな怪我の仕方なんだ
— チャリ山 (@saikouhoutanki) January 10, 2024
もしかして人体錬成…?
つまり眞杉の弟が鎧の身体に…??
赤パンの眞杉匠選手
— おおとも (@hq72862) January 11, 2024
見に行きたいな、、。
眞杉選手の怪我が治りますように!
予期せぬ大怪我に心配の声が多数。2月のG1「全日本選抜」からレース復帰をしますが、コンディションが上がっておらず準決勝敗退と今後が不安視されていました。
しかし、ここで終わらないのが眞杉匠。
4月の西武園G3、7月のG2「サマーナイトフェスティバル」を優勝。さらに、通算200勝達成、通算獲得賞金3億円突破と、驚異的な復活劇を成し遂げたのです。
この先、数々の名レースを演出してくれるはず。”先行といえば眞杉匠”と誰もが口にする日まで応援し続けたいと思います!
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