破竹の勢いでS級S班へ昇級を果たした「山口拳矢(やまぐちけんや)」。
一件、チャラそうな今どきの若者。ただ、競輪新時代の象徴と称される逸材であり、グランプリ覇者「山口幸二」を父に持つ大人気の競輪選手です。
そんな山口拳矢のキャリアをはじめ、結婚や彼女、年収・愛車などプライベートまで解説します。
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山口拳矢とは?
山口拳矢は岐阜県大垣市出身、117期の競輪選手。岐阜支部に所属し、大垣競輪場をホームバンクに置いています。
公式プロフィールには「逃」と記載されていますが、レース展開に応じた「捲り」での勝率が高め。残り1周以降の加速力が圧巻なので、出走する際は車券を持っておいた方が良いでしょう。
山口拳矢の公式プロフィール
公式画像 | |
選手名 | 山口拳矢(ヤマグチケンヤ) |
生年月日 | 1996年1月26日 |
出身/所属 | 岐阜県/岐阜支部 |
ホームバンク | 大垣競輪場 |
登録期(番号) | 117期(015451) |
身長/体重 | 166.7cm/70.2kg |
ニックネーム | – |
今後の出走予定や期別成績を知りたい方は、下記の競輪公式サイトで確認してください。
父は”ヤマコウ”こと「山口幸二」
- 祖父:山口啓(7期・引退)
- 父:山口幸二(62期・引退)
- 叔父:山口富生(68期)
- 兄:山口聖矢(115期)
山口拳矢は祖父も競輪選手という生粋の競輪一家で育ちました。その中でも、父の「山口幸二」は競輪ファンなら誰もが知るスーパースター。
現在は競輪評論家として様々なメディアに出演中ですが、現役時代はKEIRINグランプリを2回も優勝(1998・2011年)。
2011年に優勝した際は、岐阜競輪選手会の支部長を務めていたので”最強の支部長”という異名もあります。
以下は山口幸二元選手の経歴。
- 1988年9月1日:デビュー
- 1998年9月:G1完全優勝(オールスター)
- 1998年12月:GP優勝
- 2011年12月:GP優勝&賞金王
- 2012年12月25日:引退
- 通算勝利数:397勝
- 通算獲得賞金:13億7058万5354円
また、父の幸二だけでなく、叔父の山口富生は2002年にG1高松宮記念を制覇。兄の山口聖矢は2023年からS級に在籍中と一家揃って華やかしい活躍振り。
そんな家庭で育った山口拳矢が、デビュー以前より大注目だったことは言うまでも無いでしょう。
父のヤマコウは引退しているため、拳矢の師匠は叔父の富生です。
競輪選手を目指したきっかけ
前項の通り、華やかな競輪一家で生まれた山口拳矢ですが、意外にも学生時代は競輪と無縁の生活を送っていました。
小学低学年で空手を開始。中学と高校は緩い環境のサッカー部に所属するなど、プロスポーツ選手を目指す面影は一切無かったらしい。
そんな中、競輪選手を目指す転機が訪れたのは、日本大学に在籍していた3年の夏。
兄の聖矢が自転車競技を始めたのをきっかけにプロを志望し大学中退。練習に初参加した際は「金髪・ロン毛・顎髭」プロ意識の欠片も無い恰好なうえ、タイムも合格基準以下。
親族も合格は厳しいと思っていましたが、蓋を開けてみれば自転車競技歴3ヵ月で競輪学校に合格。113期生として競輪選手への道を歩み出したのです。
兄の聖矢も同じタイミングで受験したが、不合格で家庭の雰囲気が最悪だったとか。
競輪学校で”無期停学処分”もゴールデンキャップを受賞
113期生として競輪学校へ進んだ山口拳矢ですが、遅刻や門限破りを重ね3ヵ月で無期停学処分に。
その後、115期の復学試験は不合格。競輪学校から「競輪選手養成所」に名称が変更された117期で、やっと復学が叶います。
- 1着:32回
- 2着:12回
- 3着:5回
- 着外:13回
- 順位:2位
- 卒業記念レース:4位
- ゴールデンキャップ受賞
紆余曲折を経て、最終的な養成所での成績は72名中2位。卒業記念レースは4位、そして4種目のタイムが基準より優れた選手のみ得られるゴールデンキャップを受賞。
卒業まで3年も要しますが、歴代選手よりも優秀な結果を残しプロ入りを果たします。
同期(117期)で活躍中の選手
競輪学校から競輪選手養成所への名称変更により、養成所1期生とも呼ばれる117期。
ゴールデンキャップ受賞者が過去最多の9名であったことや、「寺崎浩平・菊池岳仁」の2名が早期卒業を果たしたことでも注目された世代です。
そんな強者揃いでありながら、デビュー4年目で颯爽とS級S班への昇級を決めた山口拳矢は超逸材で間違いなし。
期待せずにはいられない選手ばかりなので、今後10年は競輪界を牽引してくれる事でしょう。
山口拳矢の結婚・年収・愛車など
華麗な競輪一族で育ち、スター街道をひた走る山口拳矢のプライベートを深堀していきます。
山口拳矢に彼女はいる?結婚は?
山口拳矢は彼女や結婚について情報が全くありません。
しかし、競輪界でもトップレベルなイケメン選手を世の女性が放っておくはずは無く…
SNS上で求婚する競輪ファンまでいる始末。メディアでも多くイケメン選手として取り上げられているため、結婚相手は選び放題でしょう。
いつ結婚しても不思議ではないので、報告があり次第追記します。
ヤマケンのモテ男っぷりは以下の記事でも紹介してます。
山口拳矢の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2021年 | 62,755,000円 | 10位 |
2022年 | 35,382,200円 | 42位 |
2023年 | 144,324,200円 | 4位 |
山口拳矢がデビュー2年目以降に稼いだ賞金です。
デビュー2年目で年間の獲得賞金ランキング10位。約6275万円も稼いでいるのは、歴代選手を見ても異例中の異例。
さらに、4年目ににして”1億円の大台を突破”した実績は紛れもなく本物といって良いでしょう。
初の愛車は金持ちの象徴「ロールスロイス」
デビュー2年目で約6275万円も稼いだ山口拳矢は、初の愛車も規格外な「ロールスロイス」
中古で購入したそうですが、それでも恐ろしい価格なのは間違いなし。いずれにせよ、普通の25歳が出せる金額ではありませんw
その他、アメ車「フォード・マスタング」も所有。最新モデルの新車価格は680万円からですが、色カスタマイズも合わせるといいお値段かと。
20代で高級車を乗り回してるイケメンなら、女性ファンが多いのも頷けますね…
駐車場にこの2台が並んでいるのはイカツイw
「嫌い」「弱い」などアンチも多数…
山口拳矢は「嫌い」「横が弱い」等の声があり、競輪選手の中でも比較的アンチが多め。某掲示板サイトでは頭が痛くなるほど過激なファンの討論が繰り広げられています。
A級時代は自分だけ届く捲り専門。S級上がりたての頃は、弱いくせに下手くそな競りでレースを破壊。
格下相手にイキってカマしているようにしかみえなかった。山口拳矢嫌いだから。
期待の裏返しなのか、レーススタイルが嫌いなのか、二世レーサーへの妬みなのか…
とはいえ、実力が無いとS級S班への昇級は不可能な事は確か。アンチの声に負けず、これからも結果を残して欲しいですね!
競輪にヤジは付き物ですが、必要以上に叩かれている気がする
山口拳矢のSNS(インスタ)
山口拳矢はInstagramのみ運用していますが、フォロワー1500人とトップ選手の中では少なめ。
更新頻度も少ないので、本腰を入れて運用はしてないでしょう。イケメン選手な上にファン人気も高いので、フォロワーの少なさは意外でした。
デビューから現在までの成績
山口拳矢のデビューから現在までの成績を紹介します。初勝利・初優勝など記念レースは下記の通り。
- 2020年5月:デビュー戦完全優勝
- 2020年8月:A2特別昇級
- 2020年9月:S級特別昇級
- 2020年10月:デビュー20連勝(記録タイ)
- 2020年11月:バンクレコード(福井)
- 2021年9月:G2デビュー最速優勝
- 2022年12月:100勝達成
- 2023年5月:G1初優勝(日本選手権)
- 2023年12月:GP初出場
デビュー年にS級特昇&バンクレコード更新
山口拳矢は養成所を最終成績2位で卒業後、2020年より導入された新人レース「ルーキーシリーズ」で全勝。
2020年7月9日から名古屋競輪場で開催されたF2レース(A級チャレンジ)で本格デビューを果たすと、3場所連続完全Vで8月22日にA級2班へ特別昇級。
さらに、A級戦でも3場所連続完全Vを達成し、9月22日にS級特別昇級。デビュー後から快進撃を見せます。
結果的にデビュー20連勝でストップ。記録保持者の深谷知広(静岡・96期)と記録タイとなりました。
デビュー年の活躍は止まらず、11月19日には吉岡稔真(福岡・引退)が保持してた福井競輪場のバンクレコードを更新(28年ぶり)。
12月8日に伊東競輪場で開催されたF1レースでS級初完全Vと、ルーキーとは思えない圧巻の結果を残しました。
2年目でG2優勝!デビュー最速記録を更新
華やかしいデビューとなった山口拳矢ですが、2年目も勢いは止まらず。
2021年3月14日に大垣競輪場で開催された「ルーキーチャンピオンレース」で優勝し、新人No.1をゲット。
7月16日から函館競輪場で開催された「サマーナイトフェスティバル」では初優出も経験すると、5度目のビックレースで快挙を成し遂げます。
9月17日から岐阜競輪で開催された「共同通信社杯」でG2レースを初制覇。
単騎出走でしたが、最終2コーナーで後方から豪快に捲りをカマシ文句なしの1着。デビュー後1年114日での出来事で、深谷知広が保持するビックレース最短優勝記録1年159日を更新しました。
さらに、開催2日目の二次予選では、伊勢崎彰大(千葉・81期)が持つ岐阜競輪場のバンクレコード10.7秒も叩き出しています。
G1初制覇。名実ともに中部地区エースへ
ビックレース初制覇後、2022年からS級1班へ昇格を果たすが特筆すべき結果は残せず。デビュー以降の勢いがストップしたかに思えますが、2023年に再度爆発します。
2月19日に伊東競輪場で開催された「施設整備等協賛競輪in伊東温泉」でG3初優勝。
年始から弾みを付けると、5月2日から平塚競輪場で開催された「G1日本選手権(競輪ダービー)」で待望の瞬間が訪れます。
浅井康太(三重・90期)以降、中部地区選手で5年ぶりかつ、史上3組目の父子G1制覇という2つの歴史的快挙を達成。
これにより「KEIRINグランプリ2023」の出場権を得たことで、初の父子グランプリ出場も実現。前人未踏の”競輪界最強親子”が誕生したのです。
SS昇格後、更なる活躍に期待
2023年12月27日からS級S班に昇格している山口拳矢ですが、現在は苦しいシーズンが続いています。
山口拳矢君
— 110 (@itou15973875) October 5, 2024
僕は君のことも好きだ。SSなのに特選乗れてないのは「?」だけど一度はS班になってるだけでも強いはずなんよ。終わったあとガックリ来てる彼を見て泣きそうになっちゃった
山口拳矢、弱いわぁ。マジで弱い、弱すぎる。SS?嘘だろ?話にならん
— つねづね (@kunibank_13) October 6, 2024
結果を残せていない現状に対して批判の声がありますが、それは華やかな実績を残してきたからこそ出る期待の裏返しなのでしょう。
更に洗練された選手に成長することを願い、”初のグランプリ王者”に輝くときまで応援を続けます!
山口拳矢のイケメン画像(おまけ)
山口拳矢のイケメンすぎる画像を紹介。もっと見たい方はSNSで検索してください。
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