埼玉支部のベテランレーサー「平石和男」選手が、2022年5月7日に戸田の一般戦において通算2,000勝を達成!史上157人目の快挙となり、レース後には後輩レーサーに囲まれて水神祭が行われました。
レース映像および水神祭の様子は以下の動画をご覧ください。
映像からも分かる通り、本当に嬉しそう(笑)
それもそのはず。1986年にデビューしてから約36年、2,000勝を達成するまで8,950走もの歳月を要したのです。早いレーサーだと20数年、6,000走ほどで達成するケースもあるので、そういった意味では感極まる瞬間だったと思います。
ちなみに、平石和男選手の前に2000勝を達成したのは、大阪支部の「古場輝義」選手。
2022年5月2日の滋賀県・びわこボート7Rで古場輝義選手(62)=大阪=が、2コースから差し切って通算2000勝を達成した。史上156人目。1984年11月に住之江ボートでデビューし、通算9239戦目。通算優勝39回(うちG1は1回)。
出典:中日スポーツ
なんと同年同月!競艇界の嬉しいニュースが立て続けに報道されるのは、ボートバカにとって生きる活力になりますw
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平石和男とは?
平石和男選手は、1986年にデビューした東京出身のボートレーサー。1988年には「戸田ボート大賞(一般戦)」で完全優勝を達成し、その後もSG笹川賞を1回、GI10勝という輝かしい実績を残しています。
2005年には支部長も兼任しており、埼玉支部にはなくてはならない存在。ただ、ホーム水面である戸田より、インが弱くて知られる「平和島競艇」の方が得意としているようです。
平石和男の公式プロフィール
公式画像 | ![]() |
名前(なまえ) | 平石和男(ひらいしかずお) |
登録番号 | 3251(58期) |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1966年7月14日 |
身長・体重 | 164cm・51kg |
血液型 | B型 |
所属支部 | 埼玉支部 |
平石選手は東京都大田区生まれ。埼玉県立小川高校を卒業後、58期生としてボートレーサー養成所に入所。プレイべーとではトラック仕様の自転車ツーリングを好んでおり、休日には地元周辺を走っているそうです。
迷彩柄のカッパやジャンパーを着用することが多く、ファンの間ではトレードマークとして認知されています。
平石和男の通算成績
平石選手は通算53回の優勝を飾っており、SGで1回、G1で10回のタイトルを獲得してます。全グレードを含めた直近の優勝は、2019年に開催された宮島「第10回ジャパンネット銀行賞」。それ以降は勝率5点台後半と苦戦している模様。
以下に紹介するのは重賞タイトルの一覧です。
- 1995年:G1 39周年記念競走 (桐生)
- 1997年:G1 関東地区選手権競走 (平和島)
- 2000年:G1 高松宮記念競走 (住之江)
- 2002年:G1 モーターボート大賞競走 (浜名湖)
- 2003年:G1 関東地区選手権競走 (江戸川)
- 2003年:SG 第30回 笹川賞競走 (平和島)
- 2004年:G1 モーターボート大賞競走 (浜名湖)
- 2008年:G1 関東地区選手権競走(平和島)
- 2010年:G1 開設53周年記念競走(戸田)
- 2012年:G1 58周年記念競走(常滑)
- 2013年:G1 59周年記念競走(平和島)
ご覧の通り、2000年代前半の活躍はもの凄い勢いでした。高松宮記念のG1制覇を皮切りに、モーターボート大賞、関東地区選手権競走(2度目)、そして平石和男の名を一気に押し上げた「SG笹川賞」の優勝。
最近はビッグタイトルを手にすることができず残念ですが、次なる目標となる”2500勝”を期待したいところ。
同期(58期)はSGレーサー多数
平石和男と同じ58期には、競艇ファンなら確実に知っている強豪レーサーが沢山います。その中でも代表的な選手を3名だけ紹介しておきます。
三角哲男(埼玉支部)
公式画像 | ![]() |
名前(なまえ) | 三角哲男(みすみてつお) |
登録番号 | 3256(58期) |
生年月日 | 1967年3月3日 |
身長・体重 | 164cm・51kg |
出身地 | 千葉県 |
所属支部 | 埼玉支部 |
優勝回数 | SG:1回 G1:3回 G3:3回 一般:68回 |
本栖研修所(ボートレーサー養成所)の卒業レースで優勝し、58期では本栖チャンプとしてデビューした「三角哲男」選手。「てっちゃん」などの愛称で親しまれ、実力を兼ね備えた人気レーサーの1人。
1986年には多摩川競艇の周年にてG1初優出、初優勝。また、1994年のSGグランドチャンピオンでも自身初となるSG制覇を成し遂げています。
田頭実(福岡支部)
公式画像 | ![]() |
名前(なまえ) | 田頭実(たどうみのる) |
登録番号 | 3257(58期) |
生年月日 | 1967年3月29日 |
身長・体重 | 158cm・55kg |
出身地 | 福岡県 |
所属支部 | 福岡支部 |
優勝回数 | SG:2回 G1:5回 G3:2回 一般:57回 |
ミスター若松の愛称で知られる「田頭実」選手。1986年にデビューして以降、1997年に地元若松の記念競走でG1初制覇、その2年後となる1999年に同じく若松のオーシャンカップで悲願のSG初制覇を果たしています。
ギリギリのスリット通過を得意とするスタート巧者であり、調子が良いシーズンは7点台後半の勝率を叩き出しています。ここ最近は一般戦のみの優勝しかありませんが、イン屋としての信頼度は高い選手です。
池上裕次(埼玉支部)
公式画像 | ![]() |
名前(なまえ) | 池上裕次(いけがみゆうじ) |
登録番号 | 3245(58期) |
生年月日 | 1964年9月13日 |
身長・体重 | 165cm・50kg |
出身地 | 埼玉県 |
所属支部 | 埼玉支部 |
優勝回数 | SG:1回 G1:5回 通算:60回 |
現役続行していれば間違いなく2500勝は達成していた「池上裕次」選手。個人的に大好きだったレーサーの1人で、私が競艇をはじめた頃の池上選手は本当に強い印象しかありません。
養成所には6度の受験で合格した苦労人ですが、ボートレーサーとしての素質は満点。強者がひしめく58期の模擬レースでは勝率1位を記録し、デビュー2年目となる1988年には3度の優勝で最優秀新人賞を獲得。
レースで負傷して2020年に引退してしまったものの、競艇ファンの記憶に残る敏腕レーサーであることに変わりはないでしょう。
まとめ
2000勝達成後にはこのように話しています。
レースを終えた平石は「(5日目の勝利に)引っ張ったわけじゃないんですけどね。今節一緒に走ったメンバーにも気を使わせたかな」と苦笑い。「地元で達成できたのはうれしい。戸田は地元なのにあまり貢献できていないしね。あとは家族かな。〝仕事バカ〟というか、家を空けることが多いし、申し訳ないのと感謝だね」と支えてくれるファンや関係者、家族への思いを口にした。そして「これからはもう少し1着を取りたいね。だから3年近く優勝していない(2019年6月・宮島が最後)し、優勝もしたいね」と節目の勝利をきっかけに、さらなる活躍への意欲を見せた。
出典:ヤフーニュース
「これからはもう少し1着を取りたいね。だから3年近く優勝していない」と語っているように、全盛期の調子とはいえない様子。ただ、1つの区切りとなる”2000勝”を達成できたので、プレッシャーなく上り調子となることを願ってます!
最後に、史上157人目となる2000勝の達成、本当におめでとうございます!
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