「競艇で彼氏がクズ化した女のブログ」は信用できる?どろりっちの評判と実態を検証

「彼氏が悪質な競艇予想サイトに騙されて借金まみれになった──だから私が悪徳サイトを沈める」

このコンセプトでSEO・SNSを展開する競艇検証サイト「競艇で彼氏がクズ化したから悪徳競艇予想サイトを沈めたい女のブログ」(以下、沈めたい女)。

運営者「どろりっち」を名乗る女性キャラが、悪徳予想サイトを次々と検証・批判するスタイルで、競艇ファンの間では認知度の高いサイトです。

記事数は118ページ以上。グレードレース情報や競艇選手紹介なども充実しており、コンテンツの幅広さは評価できます。

ただ、気になる点が一つあります。「彼氏が騙された被害者だから、悪徳サイトを暴く」。この正義を看板にしたサイトの優良ランキングを舟ラブのデータと照合したところ、9サイト中6サイトが舟ラブの悪徳判定済みサイトだったのです。被害者の正義と、ランキングの中身。この2つが噛み合っているのか、冷静に検証していきます。

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直近の予想は的中率75.3%・回収率3144.6%。これほど優秀な予想サイトは極めて稀です。

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結論 「被害者の正義」は検証サイトにおいて有利なブランディング

まず最初に、構造の問題を整理しておきましょう。

「彼氏が騙された→だから私が悪徳サイトを暴く」というストーリーは、読者の警戒心を下げる効果があります。

被害者の立場から語られる批判は、信頼性があるように見えるからです。

ただ、その看板の下で紹介されている優良サイトランキングを舟ラブの検証結果と照合したところ、9サイト中6サイトが舟ラブの悪徳判定済みサイトでした。

さらに、プロフィールでは「毎月最低でも100万前後は稼げるようになった」と自己PRしており、被害の怒りを起点にしたはずのキャラクター設定との間にズレがあるとも読めます。

「検証している側だから信頼できる」という先入観は、一度外して読む必要があります。本文で順に確認していきます。

サイトの基本情報

沈めたい女のブログ

「沈めたい女」の実態を把握するために、まず基本情報を確認しておきましょう。

サイト概要

サイト名競艇で彼氏がクズ化したから悪徳競艇予想サイトを沈めたい女のブログ
ドメインshizume-akutoku-kyoutei.com
運営開始2019年頃〜(アーカイブは2019年6月から)
運営者「どろりっち」(素顔・本名非公開)
Instagram@dorodororich
X(旧Twitter)@dorodorodoro3
記事数118ページ以上
コンテンツ予想サイト検証・競艇選手紹介・グレードレース記事・雑記

運営者「どろりっち」は素顔・本名を一切公開していません。

サイドバーのプロフィールでは「毎月最低でも100万前後は稼げるようになった」と書かれており、被害者ストーリーで始まりながら、今は月100万稼いでいるというキャラクター設定になっています。

彼氏が借金まみれになった話から始まって、プロフィールでは月100万稼げるようになりました!って、彼氏どうなったんだw 元気にしてるといいけど。

「アタリ(有料認定)が50サイト」は現実的か?

「沈めたい女」のプロフィールには、こう書かれています。

毎月最低でも100万前後は稼げるようになった💴
ブログで実際使ってみてアタリだった競艇予想サイトと、使っちゃダメな競艇予想サイトをまとめてます🙌

サイトのカテゴリ一覧では、優良認定された予想サイトは50サイトと表示されています(2026年7月時点)。

プロフィールの記述をそのまま受け取ると、この50サイトはすべて「実際に使ってみてアタリだった」サイトということになります。

競艇の払戻率は約75%に設定されており、予想サイトの有料情報を購入し続けて収支を保つこと自体、簡単ではありません。数サイトなら運の範囲もあり得ますが、50サイトもアタリとなると、額面通りに受け取るのは難しい数字です。

そして、優良サイトランキングの上位9サイトのうち、6サイトは舟ラブの検証で悪徳判定済みでした(詳細は後述します)。

「実際に使ってアタリだったサイト」という看板と、その中身。どちらかに無理があるとも読める構図です。

「被害者ストーリー」がなぜ効くのか? 成功ストーリーとの比較

なぜ「被害者ストーリー」は読者の心に刺さるのか。それは、競艇インフルエンサーがよく使う「成功ストーリー」と表裏一体の関係にあります。

インフルエンサーの「成功ストーリー」と「被害者ストーリー」は表裏一体

多くのインフルエンサーは、「多額の借金を抱えた状態から競艇で逆転し、今や資産●億円」と語っています。

読者は「すごい、この人の言うことを信じよう」と思い、警戒心が下がるわけです。

一方でどろりっちは「彼氏が悪質予想サイトに騙されて借金まみれになった→だから私が悪徳を暴く」と語っています。

読者は「かわいそう、この人は私の味方だ」と感じ、同様に警戒心が下がります。

どちらも読者の感情に訴えて信頼感を構築するブランディングです。

稼いだ金額をアピールするか、被害を受けた怒りをアピールするかの違いで、心理的な機能は同じといえます。

「被害者の正義」で書かれた記事は批判しにくい

「悪徳サイトを沈めたい」という正義の動機が先に提示されることで、このサイト自体を批判しようとすると「被害者を攻撃するのか」という反論が成立しやすくなります。

これがこの構造の厄介なところです。被害者ストーリーが批判の盾として機能し得る構造になっているわけです。

正義の動機があることと、出口の構造が中立であることは別の話ですが、前者が後者への疑問を抑制する効果を持っています。

沈めたい女の優良サイトランキングの中身を検証する

構造の分析だけでなく、実際のランキング内容も確認してみましょう。

ランキング上位のサイトを確認

沈めたい女のブログ

実際に優良サイトランキングページを確認したところ、以下のサイトが掲載されていました。

  • ボートファンタジー
  • 競艇セントラル
  • ボートミリタリー
  • ボートリオ
  • 競艇トレジャーハンター
  • 競艇LABO
  • ボートコレクション
  • ボートヘブン
  • ボートリッチ

この9サイトですが、舟ラブの検証結果と照合したところ、このうち

  • ボートミリタリー
  • 競艇トレジャーハンター
  • 競艇LABO
  • ボートコレクション
  • ボートヘブン
  • ボートリッチ

この6サイトは舟ラブが悪徳サイトと判定しているサイトです。

9サイト中6サイトが悪徳判定済みという結果は、「優良サイトランキング」という名称とはかけ離れているといわざるを得ません。

うちの判定が絶対とは言わないけど、9サイト中6サイトはさすがにギャップありすぎでは?

meta-descriptionに「競艇セントラル攻略」と書いてある違和感

サイトトップのHTMLに設定されているmeta-description(検索結果の説明文として使われる、運営者自身が記述するサイト紹介文)を確認したところ、以下の内容でした(2026年7月時点)。

【競艇セントラル 攻略】稼げるサイト継続中|競艇予想サイトを口コミと実績で検証!| 競艇で彼氏がクズ化したから悪徳競艇予想サイトを沈めたい女のブログ | 口コミ・評判・評価・検証・的中

沈めたい女のブログの検索結果に表示される説明文。文頭に【競艇セントラル 攻略】と入っている。

※検索エンジンは説明文を独自に生成する場合があるため、現在の検索結果では別の文言が表示されることがありますが、サイト側の設定自体は上記の通りです。

これはサイト全体を説明するはずの文章です。にもかかわらず、冒頭で特定の1サイト「競艇セントラル」を推しています。

検証サイトとして複数のサイトを中立的に評価するスタンスであれば、サイト全体の説明文で特定のサイト名を推すのは不自然です。

競艇セントラルとの関係性は不明ですが、少なくとも「どのサイトにも偏りなく評価を下している」という中立的なスタンスとはいいにくいでしょう。

競艇ドリームを「稼げる・当たるサイト継続中」と優良認定

ランキングの優良カテゴリを確認したところ、「競艇ドリーム(BOATRACE DREAM)」が2026年4月24日付けで優良認定されていることを確認しました。

沈めたい女のブログ

この競艇ドリームについては、舟ラブの別記事でも取り上げています。

2026年4月に開設されたばかりのサイトにもかかわらず、複数の検証サイトが短期間で「優良」と断言しているケースとして問題提起した、まさにそのサイトです。

舟ラブの検証では「堅いレースだけ的中させて穴は外す傾向」が確認されており、開設直後の段階で「稼げるサイト継続中」と断言できる根拠は薄いと考えています。

「沈めたい女」も、この一斉優良認定の輪の中に入っていることになります。

コンテンツの幅広さは評価できるが、予想サイト評価は別の目で見るべき

「沈めたい女」の記事を全否定するつもりはありません。公平に評価できる点もあります。

競艇選手の紹介記事、グレードレースのレポート、競艇の基礎知識コンテンツは充実しており、競艇ファンとして純粋に楽しめる内容です。悪徳サイトの批判記事も、実際に登録して検証している姿勢は評価できます。

ただし、「読み物として面白い」ことと「予想サイトの評価が信頼できる」ことは別の話です。

記事の内容が充実していればいるほど、読者の信頼度が高まり、最終的な出口であるアフィリエイトリンクへの誘導も効果的になる構造があります。

予想サイト関連の記事を読む時だけは、「このリンクの先に何があるか」を確認する目を持ってほしいです。

まとめ 「被害者の正義」と「月100万稼ぐ自分」は両立するのか

「彼氏が騙された→だから私が悪徳を暴く」というストーリーは、読者の警戒心を下げる方向に働きます。被害者の立場から語られる批判は、それだけで信頼性があるように見えるからです。

ただ、同じサイトのプロフィールには「毎月最低でも100万前後は稼げるようになった」とも書かれています。被害の怒りを起点にしたはずのサイトが、「稼げる自分」を前面に出す構図には、キャラクター設定として矛盾があるとも読めます。

さらに、実際の優良サイトランキングを舟ラブの検証結果と照合したところ、9サイト中6サイトが舟ラブの悪徳判定済みサイトでした。ストーリーへの共感と、予想サイト評価の信頼性は、切り分けて見る必要があります。

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