歴史ある競輪界で、2010年代を象徴する競輪選手といえば「深谷知広」
競輪・自転車競技において幾度く記録を塗り替えた実績から”平成の怪物”と称され、令和の現在でもS級S班で猛威を振るっています。
そんな深谷知広の輝かしい経歴から、嫁・子供・年収・車などプライベートまでまとめて解説!国内外で活躍した超一流選手なので必見です。
「競輪オリンピア」をおすすめしたいのは…
- 競輪を始めたばかりの初心者
- ラインをあまり理解していない
- 当たる&勝てる無料予想がほしい
無料予想の質は業界トップクラス!他サイトより点数を絞った予想なので、使えば使うほどプラス収支の期待値は高くなります。
深谷知広とは?
深谷知広は愛知県安城市出身。プロデビュー後は愛知支部に所属していましたが、2021年に静岡支部へ移籍した96期の競輪選手です。
逃げや捲りを得意とするため、南関東地区ラインの先頭を任される事が多め。観客の度肝を抜く爆発的なスピードは一見の価値アリ。
瞬く間に他ラインを置き去りにするので、車券購入時は何も考えず買い目に入れて良い選手と言えます。
深谷知広の公式プロフィール
公式画像 | |
選手名 | 深谷知広(フカヤトモヒロ) |
生年月日 | 1990年1月3日 |
出身/所属 | 愛知県/静岡支部 |
ホームバンク | 静岡競輪場 |
登録期(番号) | 96期(014534) |
身長/体重 | 169.8cm/79.0kg |
ニックネーム | ふかや |
今後の出走予定や期別成績を知りたい方は、下記の競輪公式サイトで確認してください。
競輪選手のきっかけは車を買うため
深谷知広は「車を買うために競輪選手になりたい」という純粋な子供心からプロを志望。
小学校時代から陸上と水泳で基礎体力作りに励み、本格的に自転車競技を始めたのは高校から。先を見据えた選択が功を奏し、進学した桜丘高校にて平成の怪物となる片鱗を見せます。
- 2007年1月:ユースオリンピック2種目優勝
- 2007年8月:世界選手権出場(日本新記録)
- 2007年10月:国民体育大会優勝
- 2008年4月:アジア選手権三冠
ナショナルチームに所属し、日本新記録の樹立・三冠達成など歴史に名を刻む大奮闘。
プロを目指すには十分すぎる実績を引っ提げ、”車を買いたい”という夢を叶えるべく競輪学校へと進むのです。
競輪学校時代の成績
- 1着:47回
- 2着:8回
- 3着:9回
- 着外:12回
- 順位:2位
- 卒業記念レース:5位
競輪学校へは技能試験で合格。最終成績2位・卒業記念レース5位と高校時代の輝きを失うことなく卒業。
誰もが認める今回生No.1。記録会では常にトップクラス、年間通してエリート班在籍は見事。将来はオリンピックでの活躍が期待できる超逸材の誕生だ。
競輪学校の短評においては、”超逸材“と絶賛の嵐を浴びてプロデビューを果たすのです。
余談ですが、卒業式直後に競輪学校の門前で「トヨタ・エスティマ」を納車。
車への愛が溢れすぎている深谷知広ならではのエピソードですが、突拍子も無いことをする度胸にスター誕生の予感すら感じてしまう一幕でした。
同期(96期)で活躍している選手
96期の選手を見ると、競輪・自転車競技どちらも深谷知広に負けず劣らずの実力を持った選手がいます。
最上位クラスS級S班の在籍経験があり、競輪グランプリに3年連続で出場した「守澤太志」
深谷知広と同じく2008年のアジア選手権でナショナルチームに抜擢され、共に優勝を経験した「雨谷一樹」などタレント揃い。
他にも第一線で活躍中の選手が多く、深谷知広に次いでビックレース優勝者が現れることに期待できます。
車券でお世話になっている選手が多いです!
師匠は「金子貴志」2013年グランプリ覇者
競輪界のレジェンド「金子貴志」とは桜丘高校の先輩・後輩という関係で、部活顧問からの紹介を受け弟子入りを決定。
- 2002年10月:アジア大会2種目優勝
- 2004年5月:ワールドカップ3位
- 2005年11月:ワールドカップ3位
- 2013年7月:G1親王碑優勝
- 2013年11月:G1競輪祭優勝
- 2013年12月:競輪グランプリ優勝
- 2019年10月:中部地区プロ大会(19連覇)
金子貴志は深谷知広に対して多くは語らずに考えさせる指導をしていたようですが、競輪・自転車競技どちらも一流の選手。
同じ環境で練習するだけでも学ぶことは多いはずで、刺激的な日々を過ごしていたことが現在の強さに繋がっているのは確かです。
深谷知広が静岡支部に移籍後も師弟関係は続いているようです。
愛知から静岡への移籍理由は?
2020年11月の競輪界といえば、深谷知広のビックニュースで話題は持ちきりでした。
10日、自身のブログにて愛知支部から静岡支部移籍への移籍を発表。
自分自身の生活や考え方の変化もありこの度2020年いっぱいを持ちまして日本競輪選手会愛知支部の選手としての生活に終止符を打ち、日本競輪選手会静岡支部の選手として今後の競輪人生を過ごす決断をしました。
続く15日には元レースクイーン安藤麻貴との結婚を発表。
この度、安藤麻貴さんと入籍致しました事を報告させて頂きます。@hello_makitty_3 pic.twitter.com/GpeL2r41e2
— 深谷知広 (@tmhrfky) November 15, 2020
この一連の流れから「移籍理由は結婚」と考えるのが妥当でしょう。
また、翌年には東京オリンピック2020が控えており、ナショナルチームの本拠地「伊豆ベロドローム」が近いことも移籍に踏み切った理由の一つかと。
公私ともにステップアップを果たすべく決意した移籍に、当時の競輪ファンは黙っていられるはずもなく…
深谷が静岡移籍だと‼️
— 静岡銘菓はこっこ (@DGt2xyfJYqFLj36) November 12, 2020
金子との師弟関係はどうなるのだろう(-ω- ?)
しかし、welcome静岡へ深谷🎵
南関先行勢に渇を入れてくれ🙏
競輪の深谷が静岡移籍か
— keiba_tokyo (@keiba_tokyo) November 12, 2020
後ろが我欲まみれで嫌気がさしたかな?
ワッキーくらいになると後ろは関係なくなっちゃうけど
トップ選手の突然の移籍に対して様々な意見が飛び交っていました。
深谷知広の嫁・年収・愛車など
深谷知広はSNS等で積極的に発信を行っていますが、非常に量が多く目当ての情報を探し出すのが大変かも。
そこで、皆さんが気になるであろうプライベートをまとめました。
嫁は元レースクイーン「安藤麻貴」
前項「愛知から静岡への移籍理由」でも触れましたが、2020年11月に元レースクイーン「安藤麻貴」と結婚。
現在は娘との3人家族。美人妻・可愛い娘との仲睦まじい様子がアップされているので、男性諸君は嫉妬する人が続出しているでしょうね…
輪界最強の男「脇本雄太」もそうですが、美人レースクイーンと競輪選手は出会える場があるのか?
美人すぎる奥様の安藤麻貴ですが、紹介するか迷うほど非常にキワドイ写真も多く投稿していたので気になる方はぜひ。
愛車の数は40台!超高級車がずらり
前項「競輪選手のきっかけ」でも紹介した通り、深谷知広は生粋の車オタク。
インスタに最近投稿された写真を見ると、目を疑うほど高級車がズラリと並んでいます。以下は所有する愛車の一部。
- ランボルギーニ「ウラカン」
- ロールスロイス「レイス」
- シボレー「C8コルベット」
- ベンツ「G63」
- ベンツ「マイバッハ・S580」
- ベンツ「S500L」
全てを挙げるとキリが無いので一部のみ紹介しましたが、豪華すぎるラインナップ。並大抵の資金力では買えません。
上記に挙げた車だけでも軽く1億円超え。さらに、それ以外の愛車を合わせたらとんでもない金額になるはず。
幼少期からの夢に億単位で金を注ぎ込めるなんて羨ましい限り…
ちなみに、嫁の安藤麻貴も車好き。「ダイハツ・ミラジーノ」を5年以上乗り続けており、5万キロも走らせるほど愛用中。
共通の趣味を持つところも、二人が惹かれ合った要因の一つなのかも。
「競輪オリンピア」をおすすめしたいのは…
- 競輪を始めたばかりの初心者
- ラインをあまり理解していない
- 当たる&勝てる無料予想がほしい
無料予想の質は業界トップクラス!他サイトより点数を絞った予想なので、使えば使うほどプラス収支の期待値は高くなります。
深谷知広の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2010年 | 41,695,000円 | 22位 |
2011年 | 79,701,000円 | 6位 |
2012年 | 75,048,500円 | 6位 |
2013年 | 129,186,500円 | 2位 |
2014年 | 97,234,000円 | 3位 |
2015年 | 41,593,000円 | 16位 |
2016年 | 65,971,000円 | 10位 |
2017年 | 71,652,000円 | 7位 |
2018年 | – | – |
2019年 | – | – |
2020年 | – | – |
2021年 | 37,024,800円 | 22位 |
2022年 | 54,816,000円 | 15位 |
2023年 | 119,535,000円 | 6位 |
深谷知広がS級へ昇格した2010年以降に稼いだ賞金です。
自転車競技へ集中していた2018年~2020年はランキング外だったものの、年収1億円を2回も記録。
生涯獲得賞金は2024年5月に8億円を突破しているので、大台の10億円も数年後には達成しているでしょう。
これだけの稼ぎがあれば美人を射止めることも、好きな車を自由に買う夢も実現可能ですね!
深谷知広の兄?はちょっとした有名人
深谷知広の兄弟を検索すると、「深谷兄」というアカウントがヒットしたので調査しました。
実はこの方、説明文にもあるように血縁関係はナシ。本人と似ているため深谷兄という名前でアカウント運用をしているようです。
確かに、競輪場で見かけたら本人と見間違えてしまう可能性は十分にあるほどそっくり。
他の競輪選手も深谷兄を認知しているようなので、競輪ファンからすると嬉しい出来事ですよねw
競艇選手「深谷知博」との関係性
静岡支部の競艇選手に一文字違いの同姓同名「深谷知博(ふかやともひろ)」がいる事をご存知でしょうか?
競輪グランプリに匹敵する大会「グランプリシリーズ」を2023年に制した超一流選手で、競艇ファンで知らない人はいないトップレーサーです。
深谷知広が静岡へ移籍したことにより”W深谷”が急接近。同姓同名がきっかけで親交が深まり、ちょくちょく2ショット写真がアップされています。
公営競技を牽引する二人の「ふかやともひろ」に今後も注目!
競輪と競艇は選手同士の親交が深い。
深谷知広のSNS(ツイッター・インスタ等)
深谷知広はツイッターやインスタで情報発信をしており、総フォロワー約3.3万!
実力だけでなく人気の高さも競輪界トップクラスであることがわかりますね。
SNSだけに限らず、YouTubeでチャンネル開設もしているため、深谷知広ファンにとっては嬉しい話です。
Twitterでは深谷知広の1日が知れるほど頻繁に更新されているので、競輪ファンならフォローするべき!
デビューから現在までの成績
深谷知広のデビューから現在までの成績を紹介します。初勝利・初優勝などの記念レースは以下の通り。
- 2009年7月:デビュー完全優勝
- 2009年9月:S級へデビュー最短昇級
- 2010年12月:G2デビュー最短優勝
- 2011年6月:G1デビュー最短優勝
- 2014年7月:G1優勝(親王碑)
- 2021年11月:300勝達成
- 2023年12月:GP出場(6度目)
- 2024年5月:G3優勝(20度目)
デビュー最速でS級へ昇級(平成生まれ初)
競輪学校の最終成績2位、卒業記念レース5位で卒業した”超逸材”深谷知広は鮮烈なデビューを飾ります。
2009年7月22日、豊橋競輪場で開催されたF2レース(A級チャレンジ予選)に出場すると、シーズンを通して1着を獲得し完全優勝。
続く2シーズン(名古屋・岸和田)も完全優勝を達成。2008年に開設されたA級チャレンジ制度において、史上2人目の無敗特別昇級を果たすのです。
1人目の無敗特別昇級は「上原龍(長野・95期)」でした。
A級2班へ昇級後も3シーズン(名古屋・福井・大津びわこ)連続で完全優勝。デビューから18連勝を挙げた深谷知広は、わずか56日でS級へ特別昇級を達成しました。
この結果により、菊池圭尚(北海道・89期)が保持していたS級昇級最短記録89日を大きく更新。
2009年9月15日、平成生まれ初のS級競輪選手が誕生したのです。
20連勝で記録ストップも新人No.1とG2最速優勝
デビュー最速でS級へ昇格後の11月11日、初シーズンを大垣競輪場で迎えると初日・2日目も連勝で決勝へ進出。
当然、競輪ファンは完全優勝を期待しましたが、結果は2着で終えデビューから続いていた連勝記録も20でストップしてしまいます。
しかし、その後もS級での快進撃は止まらず、2010年4月に新人No.1を決める「ルーキーチャンピオンレース」で優勝。
G1高松宮記念杯でビックレースデビューを果たすと、G1競輪祭では決勝へ進出し競輪界トップクラスであることを世に広めます。
2010年12月28日に開催された「G2ヤンググランプリ」では、現最強の脇本雄太(福井・94期)など若手筆頭株も参戦。
S級決勝と言われても遜色ないメンバーを相手に、残り半周で後方から追い上げていくと初のビックレース優勝を達成。
この優勝がデビュー1年159日の出来事となり、”G2最短優勝記録”の保持者となるのです。
2021年9月に山口拳矢(岐阜・117期)が記録を更新しています。
G1も最速優勝しSS昇級。”平成の怪物”が誕生
ビックレース初優勝を遂げた深谷知広は2011年からS級1班へ昇級しますが、快進撃は止まりません。
年明け一発目の立川競輪で初のG3優勝を決め勢いを維持すると、2011年6月2日から前橋競輪場で開催された「G1高松宮記念杯」で三度目の記録更新が訪れます。
残り1周を待たずにエンジン全開で中団から飛び出すと、勢いを落とすことなく走り抜き圧巻の勝利。
デビューから684日目の優勝で、吉岡稔真(福岡・65期)が保持していたG1最短優勝記録(719日目)を更新する偉業を成し遂げます。
ゴール後、少し過ぎたところで誰も来ていなかったので優勝したとわかった。ヤンググランプリを走ってグランプリへの憧れがあったのでいけるのは嬉しい。中部の選手を一人でも多くグランプリへ連れていきたい。
勝利を喜びながらも中部地区の代表として今後も活躍したいと、更なる飛躍を誓ったのでした。
SS昇級後、アシスト役の走りで賛否両論
G1最速優勝記録を更新後のインタビューで中部地区への想いを語った深谷知広は、有言実行となる日々を送ります。
2011年の「KEIRINグランプリ」では、ヤマコウの愛称で競輪選手・ファン問わず愛されたレジェンド「山口幸二(岐阜・62期)」の優勝を同地区の浅井康太(三重・90期)と演出。
2013年には深谷知広の師匠「金子貴志」を番手に迎えてKEIRINグランプリを挑み、男気溢れる先行で優勝へ導きました。
しかし、この奮闘に対して競輪ファンは賛否両論の声を挙げます。
KEIRINグランプリを見たけど、深谷選手は強いね!!みなさんが、ベタ褒めする理由がわかります。
— マーシーさん (@Fukukitarumasa) December 30, 2013
深谷に関してはどうしても師匠にグランプリを獲らせたいと思ったんじゃないのかなぁ。深谷はまだ若いからグランプリを獲るチャンスはまだあると。
— ひつじかん (@hitsujikan) December 30, 2013
競輪は同地区や師弟関係での八百長を疑われるスポーツなので致し方ない事ですが、連携した選手を王者へ導く先行により、”日本一の先行屋“は深谷知広で確実視されるほど浸透。
翌年も7月のG1親王碑・8月のG2サマーナイトを優勝しS級S班の座を死守するも、9月のG1オールスターで落車し左鎖骨骨折。
全治6週間の大怪我が及ぼした影響により、急激に調子を落としてしまいます。
自分の中で“多くの面”が狂ってしまった。気持ちが腐ることは無かったが、乗り越えるのにはだいぶ時間が掛かった。
怪我が後を引き2015年は思うように成績が伸びず。2016年にはS級1班への降格を余儀なくされブランクへと突入してしまうのです。
自転車競技に専念。静岡支部への移籍を決意
2016年をS級1班で終えた深谷知広は、2017年5月に新田祐大(福島・90期)の自転車競技チーム「Dream・Seeker」へ加入し再起を図ると功を奏します。
後期のビックレースで立て続けに決勝進出を果たすと、獲得賞金7位で上位者となり3年ぶりの「KEIRINグランプリ」出場を獲得。
2018年にはナショナルチームにも所属し、2019年のワールドカップ優勝など結果を残すと「東京オリンピック2020」代表チームに補欠ながら抜擢。
さらに前項「愛知から静岡への移籍理由」で述べた通り、数々の伝説を刻んだ愛知支部から新天地である静岡支部へと移籍を決意します。
東京オリンピックへの出場は叶わず、終了後の2021年10月には自転車競技の引退を表明。
競輪に専念をしますが、その後平成の怪物が令和でも猛威を振るうとは誰も予想していなかったことでしょう。
生涯獲得賞金8億円超え!6年ぶりのGP出場
自転車競技の引退を表明後の11月5日には通算300勝を達成。
2023年の9月に開催されたG2サマーナイトでは、9年ぶりのビックレース優勝を飾るなど復帰への兆しが見え、生涯獲得賞金8億円を突破。
その結果、年間獲得賞金6位となりS級S班へ待望の大復活。6年ぶりの「KEIRINグランプリ」出場を果たします。
現在は移籍先である南関東勢との好連携を発揮し、優勝候補に名を連ねる活躍ぶり。
以前からやっている地震で被災した熊本競輪場の支援を続けることや、今後はホームバンクの静岡競輪場に協力してもらいながら、子どもたちへの支援も始めたいと考えたい。
度々行っていた各方面への支援も継続したいと、平成の怪物は競輪外への意欲も十分な様子です。
これまでの栄光が凄すぎて忘れていますが、まだ年齢も30代半ばと一番脂が乗っているであろう時期。
令和も怪物級の活躍をしてくれるはずなので、今後も車券でお世話になりたいと思います!
コメントお待ちしてます!